機材考察:GFXユーザーの僕が、もし Nikon Zf に乗り換えるなら…
野鳥撮影を趣味に日々楽しんでいます。FUJIFILMのGFXシステムも、NikonのZfも、野鳥撮影機材としてはどちらも話題に上がらない方ですが、
野鳥撮影用機材考察!
として真剣に書いております。最近ではどのメーカーも性能が上がり、気軽に野鳥撮影ができるようになってきました。それぞれのメーカーに特徴があり、選ぶ楽しさがある反面、どの機材が自分に向いているのか悩むことにも繋がります。本記事では、まず FUJIFILM GFXシステムとNikon Zマウントについて、僕が使った GFX50S と Nikon Zf を通して比較します。そこから野鳥撮影用機材を趣味で楽しむために僕が大切にしていることを元に、FUJIFILM GFXシステムからNikon Zf に乗り換える際の良い点や気になる点について書いています。なお、この記事を書いている現在(2026.3)では、Nikon Zfは所持もしていなければ野鳥撮影で使ったこともありません。ご容赦ください。
FUJIFILM GFXシステムとNikon Zマウントの比較
FUJIFILM GFXシステムについて
ラージフォーマット搭載のミラーレスカメラシステム。フルサイズセンサーを超えるサイズの33mm×44mmセンサーを搭載しています。この大きなセンサーが作り出す絵の階調、高感度耐性、トリミング耐性は素晴らしいです。
Nikon Zマウントについて
フルサイズセンサー搭載のミラーレスカメラシステム。フランジバックがとても短く、レンズの性能を最大限に引き出すことができるZマウントが魅力。Z9、Z8シリーズが展開されたあたりからスピード感を含めた性能がCanon、SONYとともにカメラ業界を引っ張っていってくれているイメージです。
GFX50SとNikon Zfの比較
FUJIFILM GFX50S は2017年発売。ダイヤルでの操作、ストラップの吊り環の作り、バッテリーの入れる場所やバッテリーの形状、グリップの握りやすさ…物として素晴らしいです。ラージフォーマットがたたき出す5000万画素の写りも僕は好きです。ただAF性能は遅いです。コントラストAFのみです。また、バッテリーが生産終了しており、新品での購入は現状非常に難しい状態です。
Nikon Zf は2023年発売。こちらもダイヤル操作が楽しそう。なんといってもダイヤルが真鍮製!家電量販店で触っただけですが、クリック感が良く、使い込むうちに少しずつ見える金色の真鍮を想像するだけで使い込みたくなります。ここまできたら天面、底面も真鍮がよかったなぁ…なんて思いますが、そこは色々と難しいのでしょうね。性能も最新鋭のようで、被写体認識AFなども充実しているようです。なんといっても現行機種なのが、GFX50Sユーザーからすると羨ましい…。
野鳥撮影用機材を趣味で楽しむために僕が大切にしていること
使う楽しさと所有感
趣味として野鳥撮影を楽しむなら、やっぱりカメラやレンズ自体に使う楽しさが欲しい。使っているだけで、もっと言うならそのカメラやレンズを持っているだけで楽しい。デザインやものとしての作りなど、所有感が満たされるカメラがいいです。
「ちょっとした使いづらさ」と「撮れた時の喜び」
野鳥撮家用機材を選ぶ際に、かつては性能重視で購入していました。そうしないと撮れませんでしたから…。ところがある程度の写真を撮っていくと、いまいち撮影が楽しくない。行けば撮れる。なら明日でいいか。これが続いて撮影意欲が低下。
そこで選んだのがGFX50Sでした。ゆっくりとしたオートフォーカス、野鳥撮影にとってなんとも言えない使いづらさです。ところがその使いづらさを乗り越え撮影できた絵は本当に素晴らしい!この「ちょっとした使いづらさ」と「撮れた時の喜び」がまた次の撮影意欲につながります。
GFX ユーザーの僕が、もし Nikon Zf に乗り換えるなら…
FUJIFILM GFX50S と GF500mmF5.6 の気になるところ
FUJIFILM GFX50S と GF500mm F5.6 はとても大好きな組み合わせです。触っていて楽しい。描写も好き。ですが、使っているうちにいくつか気になるところも出てきました。
1.Gマウントレンズが高い
FUJIFILM Gマウントのレンズは基本的に高価です。僕の使用していた GF500mmF5.6 のレンズもそうですが、他のレンズを使いたい、日常の野鳥撮影以外でも使いたい、と思っても僕には気軽に購入できるものではありませんでした。広角でカワセミを近接撮影したい。そのためのレンズが欲しい、と思っても、他のマウントでボディから買い揃えたほうがいいんじゃないか。そんなふうに考えることもあります。
2.長く使うためのサポートが少ない
GFX50S は現行機種ではありません。2026年3月現在、なんとか修理対応はしてくれるようですが、おそらく現行機種の GFX50SⅡ と同じセンサーを使っているからかなと僕は思っています。GFX50SⅡも2021年発売ですし、後継機が出るとすぐさま初代GFX50Sは修理対応から外れてしまうのだろうな、などと考えてしまいます。また、GFX50S で使うバッテリーは現在生産されていません。ヤフオクで予備バッテリーを購入して使っていましたが、今後使い続ける上でバッテリー問題は避けられません。
3.AF性能
GFX50S のAFはコントラストAFのみです。それもあってAFは現行機種や他社フルサイズミラーレスなどと比べるととてもゆっくりです。それでもじっくり野鳥撮影できるのを楽しんでいたのですが、時にはもう少しAFのスピードが欲しい時もやはりあります。
Nikon Zf の方が自分のライフスタイルに合うのでは?
FUJIFILM GFX50S は自分のライフスタイルに合わないことがありました。家族を撮る、出かけるときに持ち出す、それらは別のカメラを持ち出していました。それはカメラの大きさだったり、AF性能、または所有しているレンズによるものだったり、理由は様々でした。
できれば野鳥撮影も、普段愛用しているカメラを使いたいし、家族やお出かけの時にも野鳥撮影しているカメラを使いたい。もちろん使えないわけではなかったのですが、ゆっくりじっくり撮影することを楽しむ FUJIFILM GFX50S は時には持ち出すことを躊躇させるものがありました。
その点、Nikon Zf はどんな時にも持ち出せそう。野鳥撮影も、家族の撮影も、なんでもない外出の時、なんなら出勤する時にも。
Nikon Zf の「ちょっとした使いづらさ」と「撮れた時の喜び」は…?
野鳥撮影用機材として僕が大切にしている「ちょっとした使いづらさ」と「撮れた時の喜び」。Zfのダイヤル操作やグリップの浅さなどはいい感じの「ちょっとした使いづらさ」につながるでしょうか。「撮れた時の喜び」を味わえるためにはどのレンズが最適でしょうか。
僕の楽しくも悩ましい機材考察は続きます…♫

