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近所の川でタンチョウを探鳥-真夏に特別天然記念物を撮ってきた!-

近所の川に特別天然記念物のタンチョウが来ていると聞き、撮影に出かけてきました♪この記事では、本州では珍しいタンチョウ撮影の様子と、夏場ならではの撮影のポイントを整理しています。まずタンチョウの基本情報を押さえ、真夏の環境での注意点を確認します。次に機材選びや、被写体の行動パターンを読み解くコツを紹介。実際の探鳥では、現場の状況をどう捉え、最適なタイミングでシャッターが切れるかを具体的に紹介しています。

タンチョウ観察の基礎と準備

まさかタンチョウに会い、撮影できる日がくるとは…!!本章では、タンチョウについての基本情報と、夏場の観察で気をつける点について述べています。

特別天然記念物タンチョウの基本情報

タンチョウは日本の特別天然記念物に指定されており、長年にわたり各地の湿地帯で生息してきました。肩羽の黒褐色と白い身体、そして特徴的な赤い頭部の皮膚が識別点です。成鳥は約1.4〜1.9メートルの翼開長を持ち、体重は約6〜9キログラムに達します。冬季は寒さとエサの変動に対応しつつ、繁殖期にはつがいでの巣作りが中心となります。タンチョウは群れを作ることもありますが、繁殖期にはつがい関係を重視します。繁殖地は湿地の開けた環境を好み、岸辺の草原や水辺の草地に巣を作ることが多いです。食性は主に水生の植物や小型の水生生物、昆虫などを摂取します。近年は生息地の保護や水質改善の取り組みが功を奏し、安定した個体数を維持している地域もありますが、観察時には野生動物としての尊厳を崩さない距離感を守ることが求められます。

僕の出会ったタンチョウは、毛先がまだ黒く、若い個体だったようです。本州の中でもなかなか暑い方だと思うのですが…エサ(カニ!)が豊富だったためか、2週間ほど滞在してくれていました。

真夏の観察で気をつけるポイント

真夏の暑さと日差し対策のため、帽子や衣服、飲み物などの暑さ対策だけでなく、撮影する時間に配慮することがとても重要だと僕は思います。朝や夕方の涼しい時間帯に撮影することで、健康的に気持ちよく撮影できるだけでなく、柔らかい光の中や夕方の黄金色の中での野鳥のショットが狙えます。観察場所は安全と撮影の両立を意識して、距離を保ちます。タンチョウは警戒心が強い場合があり、騒音や急な動作は鳥の警戒を高めます。静かな環境を保つため適度な距離をとり、鳥が自然に現れるのを待つ忍耐も必要です。観察と撮影を通じて、タンチョウの行動パターンを読み解くには、早朝の静かな空気と夕方の穏やかな光の下での観察が最も効果的だと感じました。

タンチョウ撮影の準備

タンチョウを夏の野外で美しく捉えるには、事前の準備が肝心です。機材の軽量化、現場の動線、天候対策、そしてタンチョウの行動パターンを読み解く力を組み合わせることで、シャッターを切る機会がうまれます。僕は現場での動きを最小限の負担で回すことを第一に考え、長時間の撮影にも耐えうる準備を心がけました。

撮影機材

持ち運びやすさと信頼性を両立させることが大切です。僕が持って行った撮影に関する持ち物は、カメラ:NikonのZf、レンズ:シグマ 500mm f5.6、それと三脚、予備バッテリー1つのみ!暑さと湿度を考え、できるだけ軽量にまとめました。

シグマ 500mm f5.6のレンズは軽量で写りも好きです。とはいえ、じっくり動きを観察しながら持ち続けるにはやはり腕に負担が…。今回は川辺でゆっくり移動するタンチョウの観察だったので、三脚があるのは助かりました。これが山の中で素早い小鳥を狙う場合などでは、逆に三脚は使わず荷物になってしまうこともあります。

行動パターンの読み方とタイミング

まずはじっくり野鳥を観察。その中で撮ってみたいショットをイメージして撮影にとりかかります。えさを探す、毛づくろいをする、移動する、水を飲むなど、一定のリズムをとっていることが多いです。「今この瞬間、何をしているのか」を素早く把握する習慣をつける。毛づくろいは体のラインが美しく現れそうかな、など考えながらの観察です。シャッターを切るために、タンチョウの動きをじっくり待つのも大切です。

いざ!真夏にタンチョウを探鳥!

近所の川にタンチョウが来ている、という情報は2箇所からありました。一つは仕事場の同僚。もう一つは家族。野鳥撮影が趣味、と話していると思いもよらぬところから情報が入るものです!

野鳥観察の環境づくりは、周囲の人々との協力が欠かせません。行ってみると現場では、バーダー同士がお互いに「下に降りないように(近づきすぎないように)」と声を掛け合い、タンチョウを大事にしながら撮影する空気が広がっていました。こうしたマナーは、鳥のストレスを減らし、長期的な観察機会を守るためにも不可欠です。逆に、近づきすぎや大きな機材の横行は、鳥の警戒心を高め、ストレスを与えてしまいます。大きなレンズや三脚を持つ人が多いと、車の往来が難しくなることもあるので、お互いが気持ちよく過ごせるように配慮し合う必要がありますね。

タンチョウを探鳥!

朝5時半に起床、6時ごろから撮影を開始しました。すでに10名ほどのバーダーさん達がいらっしゃいました!早い!

まずはじっくりタンチョウを観察。エサをさがし、食べ、少し休憩、水を飲み、毛繕い、そしてエサをさがす…。このようなリズムで動いているように感じました。

まずは真夏の緑とタンチョウのショットを狙いました。

続いて羽を広げている瞬間。これは毛繕い中に突然広がるので注意が必要でした。

エサを見つけ、食べるシーン。カニを好んで食べていました!

今後の撮影に活かすポイント

朝早くからの撮影だったため、柔らかい日差しの中で撮影できました。

川への朝日、夕陽の反射とタンチョウとのショットも狙おうと後日訪れましたが、タンチョウは飛び去った後のようでした…

今後の川の撮影でまたチャレンジしたいと思います。

タンチョウさん、元気でねー!!

この記事の著者

masa_1168

1985年2月生まれ。
じっと目をこらすと見えてくる野生の姿に感動しながら、日々シャッターを切っております。
2019年から野鳥撮影スタート。
現在はNikon Zf + Z 180-600mm で野鳥を撮っています。
SONY、FUJIFILMの機材も使用経験ありです。
野鳥撮影の楽しみを皆様と共有できたら幸いです。

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